2025/8/9 16:30〜18:20:
教員採用難に打ち勝つ!応募が絶えない私学と企業人事に学ぶ 逸材採用の新常識

<<今回のセミナーは対面とZoomのハイブリッド開催です!>>
「いい先生がなかなか採用できない」
最近、国際教育ナビセミナーに参加してくださった先生からこんな声が多く寄せられるようになりました。
実際に令和6年度(令和5年度実施)公立学校教員採用選考試験の倍率は、中学校が4.0倍、高校が4.3倍と過去最低を記録しました。
(出典:令和6年度(令和5年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況のポイント )
しかし少子化により生徒数が減少しているにもかかわらず、じつは教員の採用者数自体は最低値※から増加傾向にあります。
※中学校は平成12年度、高校は平成19年度に最低値を記録
その状況下でも、学校現場が教員不足になるのはなぜでしょうか。
都道府県・政令市の教育委員会は以下のような原因を指摘します。
- 産休・育休の増加:若手教員(20〜30代)の育児休業取得率が上昇し、代替教員が確保困難に。
- 特別支援学級の拡大:支援学級の増設により教職員の需要が急増。しかし代替含め即戦力の確保が追いついていない。
- 精神疾患による休職増:2024年に精神疾患で休職した公立教職員は7,119人で過去最多。復職困難・退職につながっている。
(出典:【2025年版】教員不足の現状と解決策 教育専門メディアが解説 )
ここまでは公立校の現状ですが、私学の対応状況はどうでしょう。
国際教育ナビに冒頭のお悩みを寄せてくださる方も、私学の先生が多数です。
私学は学校それぞれの努力によって優秀な人材を「勝ち取って」行く必要があります。それは民間企業と全く同じ構図といえます。
それならば求職者に対して積極的なアピールを必要とするスタートアップ企業の採用戦略が、私学の役に立つのではないでしょうか。
そこで今回「教員採用特別対談」として、2人の賢者をお招きしました!
タクシー配車サービスを提供するGO株式会社などのスタートアップ企業で採用に携わってきたVicolife合同会社 代表の若色 拓磨氏と、大規模な学校改革により生徒応募数も教員応募数も爆増させた西武学園文理小学校・中学校・高等学校のマルケス ペドロ校長です!
<詳しくはこちら> https://cotobank-meetup17.peatix.com/
当日は私学教員採用の課題についておさらいしたあと、若色氏からスタートアップ企業の採用戦略についてお話しいただきます。その後マルケス校長からは同氏が行った学校改革について、特に優秀な人材の採用難を脱して教員からも人気校となった取り組みについてお話しいただきます。
最後は聖徳学園中学・高等学校にて教員採用を担当する竹内 一樹副校長と、教員の転職サービスを提供する株式会社NextTeachers代表の渡辺 健太氏をお招きしてのディスカッションを開催!
スタートアップ企業の採用戦略を私学教員採用に生かせる点や、それを現場に実装する方法、応募者増につながる職場改革の必要性について論じます。
セミナーに参加して、優秀な先生を勝ち取れる学校への一歩を踏み出しませんか?
皆さまのご参加をお待ちしております!
<詳しくはこちら> https://cotobank-meetup17.peatix.com/
【こんな先生におすすめ】
- いい先生の採用が難しいと感じている
- 応募者を増やす方法がわからない
- 教員採用難を脱した学校の話を聞いてみたい
- スタートアップの採用戦略について聞いてみたい
【開催概要】
<タイトル>
教員採用難に打ち勝つ!応募が絶えない私学と企業人事に学ぶ 逸材採用の新常識
<日時>
2025年8月9日(土) 16:30〜18:20(会場は18:50まで)
<開催場所>
対面会場:LAIDOUT SHIBUYA(東京都渋谷区渋谷1-15-12)「渋谷駅」徒歩5分
オンライン会場:Zoomウェビナー
<参加費>
対面:1000円
オンライン:無料
<登壇者>
- マルケス ペドロ(西武学園文理小学校・中学校・高等学校 校長)(Marques Pedro)
1985年、ブラジル・サンパウロ州生まれ。サンパウロ大学総合哲学文学人文科学部日本語日本文学科卒業。大学卒業後2年間、サンパウロ大言語教育センターで日本語講座の講師を務める。2010年に文部科学省の国費留学生として来日し、早稲田大大学院日本語教育研究科修士課程修了・博士課程(単位取得満期退学)。大学院在籍時から西武文理大学で、外国人留学生の日本語教育、日本人学生の英語教育を担当。23年4月から現職。好きな作家は谷崎潤一郎。日本人の妻と2児の4人家族。 - 若色 拓磨(Vicolife合同会社 代表)
栃木県出身。大学卒業後、会計税務システムのコンサルタントを経て、プログラミング教育事業の人事、GO株式会社でのテック採用リード、医療系ベンチャーでの採用責任者を歴任。
2024年に独立し、現在はVicolife合同会社の代表として、人材採用・育成・採用広報を中心としたHRコンサルティングを展開。ファッションやキャリア支援も手がけ、感性と論理を融合しながら、人と組織の可能性を引き出す伴走を大切にしている。
<パネリスト>
- 竹内 一樹(聖徳学園中学・高等学校 副校長)
東京都出身。大学在学中より地域のサッカースクールで指導に携わり、教育現場への関心を深める。卒業後、聖徳学園中学・高等学校にて教鞭をとり、学年主任、研究開発部長、教務部長、教頭を歴任。ICT教育や探究学習の推進を通じて、生徒一人ひとりの個性と創造性を引き出す教育に力を注いできた。2025年度より副校長として校長を補佐し、学校全体の運営に携わっている。 - 渡辺 健太(株式会社NextTeachers 代表)
神奈川県相模原市出身。中央大学文学部教育学科卒。中学校社会、高校地理歴史・公民の教員免許を取得。
ヤフー株式会社、TikTokなどのベンチャー企業で、大手企業のマーケティング支援に従事。
2020年から教育業界に移り、Edtech企業LibryやQQEnglishで勤務し、2022年に株式会社NextTeachersを創業。
生徒募集のコンサルティングを30校以上に提供している他、若手教員向けの授業コーチング「先生相談室」、私立学校への転職を支援する「先生転職」のサービスを提供している。