2025/6/21 16:30〜18:00:
先生がネイティブ発音じゃなくてもOK!発表・やりとりの精度急上昇 音声指導ビギナーズガイド

<<今回のセミナーは対面とZoomのハイブリッド開催です!>>

スピーキング活動においては、語彙・文法・論理構成などの作文能力を伸ばすと同時に、適切な音声表現ができる能力も重要です。
音声表現は音素、ストレス、リズム、イントネーション、連結・脱落のような様々な要素から成り立っており、それらが話者の意図の伝達を大きく左右します。

例えばストレス(強勢)の自然な使い方は、教室における簡単なあいさつの中にも表れます。先生が教室に入って初めて生徒に調子を尋ねる場面では、“How ARE you?” のように are に強勢を置くのが自然です。

このように、語や句の単位で強勢の位置を適切にとらえ、文全体の意味や状況を踏まえて音声化することが、質の高い発音指導につながります。日本語母語話者にとっては、このような英語独特のリズムや強弱の変化を使い分けることは簡単ではありませんが、例えば場面を伴った言語活動を通じて「どの語を際立たせたいのか」という意識を育てることで、より自然な発話に近づけることができます。

<詳しくはこちら> https://cotobank-meetup14.peatix.com/

しかし、

  • 「授業内でのフィードバック方法がわからない」
  • 「自分の発音がうまくないので音声指導に自信がない」
  • 「自分がほとんど音声指導を受けたことがないのでイメージがない」

とためらっている方も多いのでは?
そんな先生方のために、今回は音声指導のプロフェッショナルである中村 剛世志先生(学習院女子中・高等科)をお招きしました!
中村先生は東京外国語大学で言語学修士を取得された後、教壇に立ちながら音声指導の研究を行い、学会で多数の発表をされています。

中村先生によれば、
「教員になると自分の音声表現や発音を直す機会がないので、生徒への指導に不安を感じる先生方が多いようです。しかし音声指導はやり方さえ学べば誰でも実践できるものです。生徒はより自然な英語を話すようになり、発表ややりとりなどのスピーキング活動においては話者の意図を伝達するスムーズさが段違いに上がります。」
とのことです。


当日は音声指導の必要性やタスクと掛け合わせた練習のしかけ、授業内でのフィードバック方法、評価ルーブリックや年間計画の立案についてお話しいただきます。
さらに!講演のあとには、同じく音声指導に注力されている小林 隆史先生(立教池袋中学校・高等学校)と杉内 光成先生(早稲田大学本庄高等学院)をお招きしてのディスカッションを開催!音声指導の実践についてより具体的に深掘りしていきます。

みなさまのご参加をお待ちしております!

<詳しくはこちら> https://cotobank-meetup14.peatix.com/

【こんな先生におすすめ】

  • 生徒のスピーキングの精度・伝達力を高めたい
  • 自分の発音に自信がないので音声指導を避けていた
  • 音声指導の評価やフィードバック、年間計画立案の方法が知りたい

【開催概要】

<タイトル>
先生がネイティブ発音じゃなくてもOK!発表・やりとりの精度急上昇 音声指導ビギナーズガイド

<日時>
2025年6月21日(土) 16:30〜18:00(会場は18:45まで)

<開催場所>
対面会場:LAIDOUT SHIBUYA(東京都渋谷区渋谷1-15‐12)「渋谷駅」徒歩5分
オンライン会場:Zoomウェビナー

<参加費>
対面:1000円
オンライン:無料

<登壇者>

  • 中村 剛世志(学習院女子中・高等科)

    学習院女子中・高等科教諭。東京外国語大学外国語学部英語科卒業、同大学大学院修了(言語学修士)。その後、ニュージーランドの Victoria University of Wellington にて TESOL 修士課程を修了(Master of TESOL)。現在は中高生の英語教育に携わる中で、音声指導やタスクを活用した言語活動の設計・実践に関心を持ち、日々の授業実践に取り入れている。趣味は海外ドラマ鑑賞で、異なる文化や話し言葉のリアルな表現に触れることが、教材づくりや音声指導のヒントになることも多い。

<パネリスト>

  • 小林 隆史(立教池袋中学校・高等学校)

    上智大学外国語学部イスパニア語学科および英語学科卒業。イスパニア語学科時代にスペインの大学へ1年間の交換留学経験。2015年より現職。学生時代のミュージカル舞台経験から英語圏の歌やドラマ、映画などに興味があり、音声を中心とした指導に関心がある。「自律とやさしさ」をモットーに、生徒との教室対話を大切にしたクラス作りと授業デザインを心掛けている。保持資格はDELE B2(外国語としてのスペイン語検定)、英検1級、英語発音指導士®。
  • 杉内 光成(早稲田大学本庄高等学院)

    大学院在籍時に2年間私立高校で非常勤講師を勤め、現在は早稲田大学本庄高等学院で教諭として勤務。発問を通して生徒の思考を深め、またインタラクションをしながら知的好奇心をくすぐり、生徒が英語を楽しんで習得していく授業を目指している。中学校検定教科書「Here We Go !」(光村図書)編集委員。語学教育研究所第26研究グループ(中学高校英語研究)主任。TALK(田辺英語教育学研究会) 紀要編集委員会委員長。2023年度 語学教育研究所研究大会にて、教歴およそ3年以上10年以内の教員に送られる若林俊輔奨励賞を受賞。

<共催>
コトバンク株式会社
株式会社アルク

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